今回は本庄保険金殺人事件について書いていきます。この事件の主犯である八木茂の手口は陰湿かつ悪質ですが、その裏側で巧みに人間心理を操っていたということもこの事件の注目点なのではないか?と僕は思います。気になる事件の内容と解釈についてまとめていきますので最後までご覧いただければと思います。ということで早速書いていきます。
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八木茂の生い立ちについて。
この事件の主犯であり、首謀者である八木茂です。2人を●して多額の保険金をとっておりますが、気になるのがいったいこの犯人はどのような生い立ちだったのか?ということについて調べていきます。八木茂は子供の頃にいじめにあっていたという情報がありますが、大人になってからは刺青をいれたりしていたということが分かっています。子供の頃にいじめられたコンプレックスで大人になって刺青をいれたのかどうかわかりませんが、大人になってからはトラックの運転手をしてそこで貯金して埼玉県・本庄でスナックを開いたということです。この当時はカラオケができるスナックが少ないので人気のお店ということですごく流行っていたということです。そしてこのスナックで悲惨な事件が起こります。この事件に関して実は気になる人間関係があるのでまずはそこから触れていきます。
本庄保険金●人事件の犯人である八木茂と武まゆみの関係について。
実はこの事件では八木茂という主犯と3人の女性が結託したという事件ですが、その中でも注目すべきがこの武まゆみという女性です。八木茂は自分の店である働いているホステス数人を愛人にしていたと言われています。ハー●ム帝国を築いていたのかもしれませんが、実はこの中で武まゆみが八木茂にかなり好きになっていたという情報があります。愛人が複数いることを武まゆみは分かっていた。しかしその中で他の愛人たちよりも八木茂と仲良くなりたかったという心理が働いたということが実は事件に関係しているとも解釈できます。八木茂は自分の店のホステスに惚れられ、そこから店の女たちを使って保険金●人を画策します。ここからは順番に調べていきます。
1人目の●人方法について。
この事件では合計で3人が的にかけられて2人が●されています。ひとりが病院に助けを求めたことから助かりました。2人●されたまずは1人目の人から書いていきます。元工員の45歳男性がスナックに来たんですが、この男性が武まゆみに惚れたということを分かって八木茂が後ろで様々なことを画策します。店の飲み代をつけでいいといって、その後は仕事も住まいも埼玉県の本庄にしないか?ということをもちかけます。さらに仕事も紹介して、店の近くに呼びつけます。武まゆみの後ろに八木茂がついてここから様々なことを考えていきます。武まゆみに惚れている客の心理につけこみ店のフィリピン人ホステスと偽装結婚してくれないかといいます。この目的は店のホステスを日本に長期的に滞在させたいということをいい、離婚したら武まゆみと結婚していいというえさをちらつかせます。そしてここからが巧妙ですが、武まゆみとの将来のためにということで生命保険に加入させます。ここまでで図ができています。●した後に保険金を偽装結婚したフィリピン人にうけとらせて。その金を分配しようという魂胆です。八木茂はこの男性に過労死をさせようとかんがえて、昼は鉄工所で働かせ夜はパチンコ店で働かせ、夜はスナックに来させるということをさせました。武まゆみが営業すればこの男性は店に来たということです。しかしこの男性は一向に過労死する感じがなかったということで、続いてはタバコを蒸したものを酒に入れて飲ませて●そうと試みます。このお酒はすごくまずかったようですが、このまずい酒を武まゆみが出したことでこの男性はまずくても飲んでいたようです。惚れた弱みでしょうね・・・。可愛そうですね。しかしこの作戦もきかなかったことから八木茂とトリカブトをアンパンに混ぜて食べさせた●ス作戦に出ます。この男性があんぱんがすきだったことをわかっつえでそこにトリカブトをいれて、武まゆみがすすめることでこの男性は食べて亡くなりました。男性が亡くなったあとに遺体を利根川に流したということです。そしてこの男性の死因はトリカブトとは判明せずに溺死ということになり、保険金3億円が偽装結婚したフィリピン人に入りました。このお金を元手に八木茂はここから金融業を始めたということがわかっています。八木茂は保険金を手にしたことで味を占めたということで次の犯行を考えます。
2人目の●人方法は風邪薬とアルコール(酒)を混ぜて巧みに考えていた。
実はふたつめの事件でふたりのターゲットを八木茂は●そうとしました。59歳のパチンコ店で働いている男性と38歳の塗装工の仕事をしている人でこの2人は共通して地方出身でちかくに親戚もいないということで独身ということで八木茂が狙ったんですね。この59歳の男性には森田考子という別の八木茂の愛人との偽装結婚させました。●した時の保険金の受取先が必要ということでこの森田考子という女性を選んだようです。そしてこの59歳の男性を埼玉県の本庄市に引っ越させ、風邪薬を栄養剤とうそをつき風邪薬とアルコールを合わせてこの男性に飲ませて衰弱死させました。この男性が亡くなった時はものすごく痩せていたと言われています。八木茂が裏で画策して風邪薬とアルコールを混ぜて飲ませて●したということですね。そして実はこの38歳の男性の行動で事件が思わぬ方へいきました。そのことについて触れていきます。
3人目に●されそうになった男性が病院に駆け込んで助かった。
この38歳の男性は自分が●されそうということにきがついて病院に行き、そこから事件が発覚しました。自分い保険金がかけられていることや今までのことを看護師に話して看護師が警察に通報したことで事件が発覚しました。この人は●されなくて良かったですね。そして気になるのがこの事件後に犯人はどうなったのか?ということについてここから書いていきます。
八木茂は現在死刑が確定しているが、まだ八木死刑囚として刑務所で生きている。
八木茂は2008年に裁判で死刑が言い渡されています。しかし本人は無罪ということを訴えており、いまだに死刑が執行されておりません。東京拘置所で現在も過ごしているということです。八木茂は再審請求中なのでこのときには死刑は執行できないということみたいですね。つまり生きているということです。気になる事件を起こした共犯について調べていきます。
武まゆみは現在どうしているのか?
武まゆみですが、事件後の判決では無期懲役を言い渡されています。武まゆみは現在東京拘置所に服役しているということです。また偽装結婚したフィリピン人女性は懲役15年の判決を言い渡され、2015年に出所して今はフィリピンに帰国しているということです。また森田考子も懲役12年の判決をうけていますが既に出所しておりその後はどうしているのかわからないということです。八木茂という人物は女の心を巧みに利用し、保険金詐欺をした凶悪犯罪者だと思います。今後はこのような悲惨な事件が二度と起こらないことを願います。ということで今回の記事はここで終わりです。最後までご覧いただきましてありがとうございました。