大阪ニセ夜間金庫事件について考察!

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今回は大阪ニセ夜間金庫事件について調べていきます。僕の率直な感想なんですが、こんなニセ金庫だったらひっかかってしまうなとリサーチしているときに感じました。もしも今後このような事件の対策という意味も込めて気になる情報について触れていきますので最後までご覧いただければと思います。ということで早速書いていきます。

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巧妙な手口に多くの人が気が付かなかったということについて。

1973年に発生した事件です。三和銀行阪急梅田北支店の夜間金庫にお金を入金しに来た人に金庫が壊れているという張り紙をだして、ニセ金庫に誘導して売り上げを強奪しようとした事件ですが、手口がすごく巧妙です。まず張り紙が・・・

御利用のお客様へ
鍵の接損事故に困り投入口開閉不能となりましたので、誠に御足労ですが、当銀行専用通用口の仮金庫迄御廻り下さい。
三和銀行

という張り紙があるということです。この誘導の通りに従って引っかかってしまいそうですね。実際にこの誘導でニセ金庫に68店主が売上金を入れており。その金額はなんと2500万円以上もはいっていたということが分かっています。入金しようとしたひとりが売り上げを入金しようとしても入らないと感じてそのことに違和感を感じて警備員に相談したことから判明したということです。またこの事件の特徴であるニセ金庫ですが、非常にうまく作られていたということがわかっているので、そのことについて触れていきます。(ちなみに仕事が終わって疲れて銀行に入金しにいってこのニセ金庫だったら引っかかってしまう人が多いと思います。僕もひっかかってしまうと思います汗)

入念に考えて作られていたニセ金庫だった。

このニセ金庫ですがもともとはベニヤ板で作られていたんですが、そこにステンレスをはったりして本物のように見せていたということが分かっています。またこのニセ金庫の裏側には電池を使って明るくなる工夫もしてあったということが分かっています。またお金を入金するとレシートが出るような工夫もされていたということが分かっています。レシートにはsanwaという文字が出てくるということで、確かにここまでであれば信用するなと僕は思います。この入念なつくりが非常に悪質だと思います。またこの犯人の行動もまた考えつくされていると思います。いったいどういうことなのか?ということですが、夜間金庫の特徴を把握しているということです。ここからはそのことについて触れていきます。

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夜間金庫とはどのような仕組みになっているのか?を完全に把握していた!

この犯人ですが、夜間金庫がどういうことか?という仕組みを分かったうえで犯行の日にちを決めていました。犯人がニセ金庫を設置したのが給料日後であり、しかも日曜日ということでした。日曜日は商売人にとっては売り上げが高いということですし、夜間金庫は月曜日まで回収にこないということも踏まえていたということです。かなり犯人は用意周到だと考えられます。しかしこの犯人の誤算は大阪の繁華街ということで金庫の入る金額が膨らみ、別の金庫を用意していたようですが別の金庫に移す前に気が付かれて、警察に通報されたということです。もしここまで売上金が入っていなければこの犯人の思惑通りだったということです。実はかなり危ないということですね。最後にこの事件の犯人について触れていきます。

大阪ニセ夜間金庫事件の犯人の可能性について。

この事件は実は犯人が逮捕されずに時効を迎えてしまいました。ただし犯人の可能性としては複数犯ということが考えられます。まずひとりではないですね。犯人のてがかりとして事件のニセ金庫の材料を買った場所が神戸あるいは伊丹なのではないか?という憶測がたっています。また警察がニセ金庫の指紋をしらべたところ該当者がいなかったということから過去に犯罪を犯している人間ではないということですね。しかしそれ以上の情報がなく、事件から時間が過ぎてしまって時効成立となりました。この事件のリサーチをして僕が思ったことですが、この犯人の手先の器用さや物事を考える力を他に使えばなにかしらを得られるのではないか?と僕は思いました。この事件で実際に被害にあった人はいなかったので良かったですが、このような悪質な事件だとひっかかってしまう人がいるなと僕は感じました。僕もひっかかってしまうと思う悪質な手口だと感じました。ということで今回の記事はここで終わりです。最後までご覧いただきましてありがとうございます。

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