福井火葬場心中事件について考察!

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今回は福井火葬場心中事件について調べていきます。かなりいろいろなことを考えさせられる事件だと思いますが、僕なりの解釈も踏まえて書いていきますので最後までご覧いただければと思います。ということで早速書いていきます。

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使われていない火葬場に生きたまま老夫婦が無理心中をはかった事件です。

福井火葬場心中事件というのは数十年間使用されていなかった火葬場に老夫婦が無理心中を図ったという事件です。この使用されていない火葬場の近くに車が置かれており、その車から大きな音のクラシックの曲が流れていたということです。このことに不信感を持った人が警察に通報したことで事件が発覚しました。ここからもう少し詳しく事件について触れていきます。

福井県の廃墟となっているところから遺体が発見された。

使われていない火葬場あるいはこの当時廃墟ともいえる場所ですが、警察が調べたところここから2人の遺体が発見されました。そしてこの2人ですが、あらかじめ自ら命をたつことを決めていたのではないか?というメモが残されていました。この亡くなる日には家を出た後に今までの思い出の場所をめぐり、点火する時間も決めており最後にさようならと書かれていました。また2人が亡くなった翌日にはこの遺書が市役所に届き、遺産を今までお世話になった人にどのように渡すのか?あるいは土地は市に寄付するということが書かれていました。この亡くなった二人は夫婦であることが分かっています。旦那が80歳で妻が82歳ということです。気になることはいったいなぜ2人で心中したのか?ということです。ここからはそのことについて調べていきます。

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なぜ夫婦は無理心中を図ったのか?を考察!

この老夫婦が無理心中を図ったはっきりした要因は分かりませんが、妻が糖尿病を患っていたこととそこから認知症になっていたということで、旦那がこの妻の介護をひとりでしていたということです。この夫婦は仲良しだったということが言われています。しかしこのままではというこの先の不安からこのように自らの最期を決めてしまったと考えられます。この旦那は一年前から日記をつけていたということが分かっており、この日記にはこの2人で最期を遂げる日にちも書かれていたということが分かっています。僕の解釈ですが、ものすごい不安を感じての決断だったのかな?と思いました。そして今回の事件をリサーチしての僕の感想を最後に書きます。

老老介護の問題点ということについて。

この事件にはものすごく考えるところがあります。年齢がかなりいった旦那が年齢がかなりいった妻の世話をするという老老介護という大きな問題を抱えていた結果だと思います。この心中をはかった夫婦には子供がいないということで、特に妻が糖尿病と認知症ということから他に頼る親族もいなかったことからこの先を悲観あるいは絶望してしまっての決断だったのかと解釈できます。この夫婦は近所では仲良し夫婦と言われていましたが、きっとこの旦那はものすごくいろいろなことに悩んでいたのではないか?と思います。精神的に誰にも話せず、自分の中にふさぎ込んでしまいこのような末路になってしまったという悲しい事件です。ただしこの事件は今の社会の現実を映し出しているとも思います。いろいろなことがありますが、今後はこのような事件が起こらないことを願います。ということで今回の記事はここで終わりです。最後までごらんいただきましてありがとうございました。

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